ハッタリの流儀は、「多動力」の先になるものである。
本書に書いてあるのだが「多動力」によって行動力に溢れる人が増えた。
しかし多動力を生かして一気に突き抜ける人。
手を出して器用貧乏になり小さく纏まってしまう人に分かれるそうだ。
何がこの二つを分けるかと言えば「ハッタリの力」。
人は夢を見たい生き物である。
大切なのは成功する結果ではなく挑戦する様を見せること。
現代は大胆かつ正しいハッタリ力が必要なのである。
本書は、正しいハッタリのかまし方について披露されている本である。
労働はオワコン
なぜハッタリが必要か?については労働がオワコンになっているからとホリエモンは言う。
そもそも労働がオワコンって何?って方に簡単に説明するとAIやロボット技術はすさまじい勢いで発達している。
これまで人間がやっていた労働は、近いうちに機械やロボットに代わる。
だからといって仕事がなくなるということではない。
自動車の発明によって馬車を操縦する御者が失業した一方、自動車という新たな市場が生まれた。
AIやロボット技術の発展によって単純労働がなくなっていく。
そういう時代には、食べていくだけの労働ではなくロマンある目標を夢見たり、心が躍るエンターテイメントが中心になる。
マンガのような世界を実現しようとするハッタリ人間が求められ、そこに熱が生まれ、人が巻き込まれていく。
仕事は作るもの
今後仕事は、引き受けるものから作るものへと変わっていく。
やらされ仕事、単純労働ではそこに熱は生まれない。
熱がないところにハッタリは立たない。
湧き出る高いモチベーションのよって挑戦しづづけることが重要になってくる時代になる。
今後、遊びや趣味は仕事になるという。
AIによって労働が上手いだけの器用な人や金儲けが得意な人の価値は下がる。
自分で仕事を作り出し、熱を生み出せる人だけが成功する時代になる。
今から日々夢中になれる遊びを見つけていくことが重要になる。
ハッタリのやり方
今までは、単純労働はオワコン化して熱量を生み出す遊びが仕事になる時代が来ることを書いた。
また、そういう時代にはロマンある目標やエンターテイメントが求められ、マンガの世界のようなハッタリをかます人間が求められると説明した。
では実際どのようにハッタリをかますのか、そのやり方、注意点などこの本には詳しく書いてある。
しっかり理解する為にも本を読んでほしい。
大方どんなことが書いてるか気になると思うので章を書いておきます。()の中は自分が感覚です。
- 労働オワコン時代(上記に書いたような内容)
- ボケの時代(応援のされ方)
- プレゼン術よりハッタリ力(相手の心の掴み方)
- ハッタリ人間が捨てるべき三つのもの(常識を疑え)
- ハッタリの後始末(帳尻を合わせる)
- それでもハッタリをかませない良い人な君へ(ハッタリは覚悟)
- 努力という最大のカラクリ(努力が楽しくないうちはあまい)
非常に分かりやすい。まあ、そうだろうなと思うところもあるが再度読んで復習しておくことと新しい状況にアップデートしておくことが重要である。
人は忘れやすい生き物なのだ。
読んでみての感想
読んでみての感想ですがホリエモンをいつもウォッチしている方ならどこかで言っていること書いてあるだけじゃんと思う人もいると思います。
ただ、このようにブログで紹介しようと思うと思ったように書けなくて理解しているようでも理解していないことがあるなと感じました。
いつも言っていることだけじゃんと思う方は一度ブログに纏めてみるといいと思います。
私も理解しているようで上手く書けなく、完全には理解できてなかったことを分かったことが大きいです。
分かった気になって放置する可能性があったので再度当たることは非常に重要です。
自分の言葉でスラスラ書けて纏められればこの本は必要ない思います。
この本を読んだ方がいい人
この本を読んだ方が良い方
- 多動力を読んだけどイマイチ上手くいってない方
- 労働はオワコンということを理解できてない方
- 仕事を自分自身で作れない方
- 遊びが仕事になることが理解できてない方
- 社会人の一般ピープル(激的に年収高い方は別)
基本サラリーマンは読んだ方が良いと思います。
また、ホリエモンの本は読みやすい。1日2日で読めてしまうし、時代に合っているので再確認の為に読んでみても良いと思います。
たかだか1400円をケチって最新の情報をアップデート怠る方が致命的になりかねない。