ピコ太郎の作り方

ピコ太郎の「PPAP」と言えば知っている方も多いと思う。

知らない方は先ずはこちらの動画を見てほしい。1分ぐらいの動画。PPAP

この動画が世界的にバズッた動画だ。

見た瞬間に「ん?何これ?これが面白いの?」大したことないなと思った人もいるんじゃないだろうか?

この本はそうのような人にお勧めの本である。

読んだ後「なるほど、一つ一つにやばいぐらい拘りがある。バズらせる為に作られ見事にバズッた動画だ」と悟るだろう。

私が気になった3つ

この本は、あっという間に読めてそれでいてもの凄く為になる。是非読んでほしい。

集中するば2時間ぐらいで読めるコスパが良い本だ。

なので一つ一つ話すぐらいならとっとと読んだ方がいいので私が気になったのを3つ取り上げようと思う。

  • 知られることを意識せよ
  • パッと見のわかりやすさと徹底的なこだわり
  • 見えないものを見せる力

これは、私の中で新しく仕事でも使えるなと思えるもの。

知られることを意識せよ

知られることを意識せよというのは、説明されて確かにそうだようなと納得する。

著者の中で「転校生の原理」というのがあるそうな。

どういうことかというと転校生が入ってきた初日に人間関係ができていない状態でギャグを言っても受けない。

例え面白いギャクを言ってもだ。

しかしかたや、クラスの人気者が同じことを言えばすぐさま笑いに包まれる。

皆が知っているし、リラックスして安心していられる。心が開いている状態。

知られているというのが重要なのだ。

知られていない人が言ったら顰蹙ものでもビートたけし氏が言えばドカッと笑う。

そういうことなのだ。

「PPAP」は、最初はこの原理を使うために作られた動画であり、単純に馬鹿やってたまたまヒットした動画じゃないということがここからも分かると思う。

パッと見のわかりやすさと徹底的なこだわり

「PPAP」は、ぱっと見、分かりやすくて寧ろあれがいいの?つまらないと思うかもしれない。

ただ、あのサウンド。めちゃくちゃ拘っているそうだ。リバーブがかからないようにし単純にしているそうだ。それでいて通好み。

私は音楽のことは分からないがTRFのDJ KOOさんなどは、あれは寧ろ新しいよと評価していたそうだ。

拘りを持つことで奥行きが出て分かる人には分かる。

書店員の私もよく感じるのが分かる人には分かるように拘りを持って並べた棚は、ファンが着きやすい。

最初は分からなくても必ず誰かが見つけるものだ。

「PPAP」の音の拘り。

「PPAP」は、ジャスティン・ビーバーが取り上げて有名になった感があるがその前にジャンティン・ビーバーのプロデューサーがその拘りに気づいていたそうだ。

見えないものを見せる力

「PPAP」の動画を見ている人なら分かると思うんだがapple(リンゴ),pen(ペン),pineapple(パイナップル)の単語が出てきているんだがピコ太郎は一度も実物を持っている動画がない。

真似ている動画だが結構実物や絵を持っている。

これにも理由があった。

りんごやペン、パイナップルを持ってしまうとそちらに目をとられて肝心のピコ太郎の方から目が逸らされてしまう。

確かに言われてみればそうだがこれは、言われてみないと結構分からない。

プラスを重ねて見せる方式ではなく、マイナスしてマイナスして最も重要な部分を際立出せる、そういう戦略を取っている。

書店で言えばあえてデッドスペースを作って本を際立出せる。

アップルのりんごマークなどは、そぎ落としの極み。

「PPAP」の動画もそぎ落としの極みでピコ太郎が際立っている。

実は、りんごやペンを見せたいのではなくピコ太郎を見せるのに特化していた動画なのだ。

他にどんなことが書いてあるか

今回3つだけ取り出したがこの本は6章立てになっている。

その内の一つの章の1つずつ取り出し3つ取り出した。

この本の分かりやすいのは、1章だけでも5つのテーマがあるのだがそのテーマが終わるごとにピコ太郎の作り方として纏めてある。

なのでこのテーマで何が言いたいかが文章を読んだ後、理解しやすい構成になっている。

テーマは、計22個。

3つだけでも詳しいのにこれが22個あったらそれは、学べますよという話である。

まとめ(この本のお勧めな人)

この本を読めば間違いなく「PPAP」の動画の見方が変わります。しかも激的に。

是非動画のクオリティーに気づいて下さい。読み解いてください。

この本のお勧めな人
  • 動画を作ろうと思っている人
  • バズり方を知りたい人
  • マーケティングを学んでいる人
  • 営業、販売をしている人
  • 学生(特に就活生)
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ABOUTこの記事をかいた人

現在書店員。ジャンルは、ほぼどのジャンルも経験ありますがビジネス書の担当することが多いです。 本は人生を変え、世界を変えると思っています。 単純に知ることが本当に楽しいです。