キャッシュレスの時代がきている。
特にキャッシュレスの中でも最近すごい勢いなのがQRコード決済である。
ただ、QR決済がよく分からないどころかクレジットカードとどう違うの?という方の為に解説するよ。
また、QR決済だけ知りたいという方は、最初の(キャッシュレスの種類?)は飛ばしてもらえばと思います。
キャッシュレスの種類?
キャッシュレスとは現金を使わないことだがその現金を使わないタイプがいくつかある。
9つに分けるので一つ一つ見ていくと違いがわかると思います。
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クレジットカード。
有名なのはアメリカンエキスプレスカードや楽天カード、三井住友visaカードなど。 -
交通系電子マネー。
鉄道を中心にsuicaやpasumoなどが有名。 -
プリペイドカード。
Line payカードや三井住友visaプリペイドカードなどがあり、チャージをする形。
使い過ぎやクレジットカード持っていない人がインターネットショッピングしたいときに便利。(学生さんなど) -
流通系電子マネー。
ポイントと違って電子マネーとしてチャージをする。
イオン系のwaonやセブンイレブン系のnanacoが有名。 -
後払い型電子マネー。
idやQuicPayが有名、後払い式なのでクレジットカードと一緒だと思われますがクレジットカードと違って暗証番号もなく気軽に買い物ができる。
またクレジットカードと違って3万、5万などの一日あたりの使える限度額がある。 -
デビットカード。
銀行口座と直結しているのでその場で銀行口座から代金を引かれる方式になる。
当然銀行口座にある分しかお金が使えない。 -
スマートフォン標準決済。
apple payやgoogle payが有名。スマートフォンをかざして決済する。 -
QRコード決済。
line payや楽天pay。スマートフォンからQRコードを読み込むかバーコードを読み取ってもらうのが主流。 -
非接触型クレジットカード。
基本的にクレジットカードは暗証番号などを打たないと決算できないのだがこちらは、専用端末で電子マネーみたくかざすだけで決算できてしまうクレジットカード。
基本的にこんな感じだ。
キャッシュレスの種類を一旦押さえておくことも大事だと思われます。
QRコード決済のメリット、デメリット
キャッシュレスの種類がこんなにあるのが分かったんだけど何でその中でもQRコード決済が良いのかを考えたいと思います。
QRコード決算の良さをユーザー(お客様)、小売店、決済会社に分けて考えたいと思います。
ユーザー(お客様)のメリット・デメリット
- スマートフォン一つで決済ができる(カードも出す必要がない)
- 現金ではつかないポイントもつく、クーポンなどもくる
- ポイントカードなどスマートフォンのアプリに入れておけば財布すらいらない
- クレジットカード持てなくてもチャージ式、銀行口座の紐づけできて使用できる
(当然クレジットカードとの紐づけもできる) - 手数料無料で別の人に送金できるところもある
- スマートフォンの充電が切れると何もできない
- 停電に弱い
小売店のメリット・デメリット
- 究極QRコード印刷できれば決済できるので初期費用がかからない、安くて済む
- スマートフォンにクーポン送れたり、リーチがききやすい
- 現金管理しなくて済む、場合によってはレジのみで人件費削除できる
- 現在は、QRコードごとのバーコードが必要
- レジでの決算がバーコード決算だとスムーズだがQRコード読み込む方式だと時間がかかる
QR決済会社のメリット・デメリット
- 将来的には手数料収入がある
- 顧客のデータがあるのでデータ提供料やコンサルタント業務で収益を上げれる
- まだQRコード決済が浸透していないので莫大な広告費がかかる
- 何も手を打たないと他のQRコード会社にやられてしまい事業継続が不可能に
個人的には、ユーザーは財布を持たなくてスマートフォンだけで良いのが便利。(中国では顔認証でスマートフォンすらいらない実験が進んでいる)
また、無料の送金システムはアメリカでも普及の要因になっているようです。
小売店は、自動レジになれば人件費と人手不足解消。
中国では既に無人のコンビニどころか飲食店も無人のところが次々と増えている。
決済会社は、膨大のデータでデータを売ることも自分たちで活用することもできるようです。
こちらも中国の状況なのですが他で儲かるので手数料は激的に安いそうです。
押さえておきたい日本のQR決済4つ
私が考える押さえておきたい日本のQR決済4つ。
Line pay、楽天pay、paypay、Origami payを説明したいと思います。
D払いも同じようなサービスなんですがドコモの携帯持っている人との差があるので今回は省きます。
Line pay

チャージ方法は、コンビニ3社(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)または銀行口座からチャージ。
オサイフケータイのQuicpay+(アンドロイド版のみ)に対応していますが3%上乗せの対象外。
使える加盟店はこちらから→加盟店
特徴としては、8000万人近くのLineユーザー。
高還元率と東京電力などの請求書払いができる。
手数料無料で送金ができます。
決算でのポイント付与
Lineはマイカラー制度を導入。
カラー | 基準 | 還元率 |
グリーン | 100,000円以上 | 2%還元 |
ブルー | 50,000円以上 | 1%還元 |
レッド | 10,000円以上 | 0.8%還元 |
ホワイト | 0.5%還元 |
Lineショッピングなどネット購入またはLine payカードを使うとマイカラー制度のポイントがつきます。
また、2019年7月まで限定でコード決済に限りマイカラー制度に+3%上乗せの施策をおこなっています。
ですので現在3.5%~5%の施策が高還元率です。
楽天 pay

基本的にはクレジットカードと紐づける。
楽天グループのポイントの使いまわしができる。
特徴としては9500万人の楽天会員。
使える加盟店はこちら→加盟店
決算でのポイント付与
200円に1ポイント、還元率0.5%。クレジットと紐づけるのでクレジットのポイントがクレジットに入る。
例えば楽天クレジットカードだと還元率1%なのでコード決済と合わせて1.5%と他に比べると低い。
pay pay

ソフトバンクとヤフーが2018年6月に設立したpaypay。
2018年12月4日から100億円あげちゃうキャンペーンをやりましたが10日間で終了。
ただ、大々的にキャンペーンをやるタイプの会社なので今後に期待します。
使える加盟店→加盟店(ジャンプして下にスクロールすると出てきます)
決算での付与ポイント
付与ポイントは、0.5%。クレジットと組み合わせるのでクレジットのポイントが1%なら総合的に1.5%となり楽天payと一緒で還元率が低い。
Origami pay

2016年5月からサービスをやっているOrigami pay。
他と違うのは、ポイント付与ではなく即時割引。1%~2%。
また、ちょくちょく割引率が高いクーポンなども届くのでお得感はあります。
難所は、増えてきているが使える加盟店、→加盟店(ジャンプして下にスクロールすると出てきます)
まとめとQRコード決済の順位
今後必ずくるキャッシュレス社会。
基本的には、全体的に把握して上手く使いたいところですね。
その中でも2018年後半から急激に伸びてきたQRコード決済はキャッシュレスの中でも注目です。
個人的に2018年1月2日現在のQRコード決済の順位
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paypay10点ですが今後に期待。また、キャンペーンがあると思うので入れておきたいアプリ4つには入れました。
是非、一度体験してみてください。
また、もっと詳しく知りたい方は下記の本が良いです。中国の決済事情も載っており非常に勉強になります。