沈黙のWebマーケティングーwebマーケッターボーンの逆襲ー(SEOはこの本)

SEOマーケティングの決定版なります。

この本読んでSEOマーケティングが分からなければ他を読んでも分かりません。

話は主人公が出てきて会話形式(LINEの会話の様に)で進めるので非常に分かりやすく、しかも章の最後にしっかりとまとめがあるので復習がしやすい状態になっています。

SEOのマーケティングを学んできた人やそwebマーケティング関係の仕事をしている人でこの本「沈黙のWebマーケティング」の存在を知らない人は、いないんじゃないかなと思うほど有名な本になります。

最近You tubeでもSEOマーケティングの解説する方も結構いますが基本この本をベースにしていることが多いです。

(ぶつ切りでYou tube見るよりも体系的にまとめられた本の方が良いです。
何故なら学ぶ為には体系的に学ぶ方が根本的に学べますし、知識を定着させる為には何度も繰り返し読み返すのが重要になってきます。
その時にぶつ切りだと復習しづらいのです。)

ですので是非購入して読んでみて下さい。マーケティングに興味ある人は購入して後悔はしないです。

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション

沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション

松尾 茂起
2,200円(04/01 06:13時点)
発売日: 2015/01/30
Amazonの情報を掲載しています

どのようなことが書いてあるのか

どのような流れでどんなことが書いているのか気になると思うので先ずは、目次を書いておきます。
(9章とepirogueは、そこまでSEOマーケティングに関係ないので省きます。)

目次
  1. 夜明けのSEOペナルティ解除
  2. 偽りと本質のWebデザイン
  3. Webライティングは二度輝く
  4. 逆襲のSWOT分析
  5. コンテンツSEOの誘惑
  6. コンテンツマーケティング攻防戦
  7. 真実のソーシャルメディア運用
  8. G戦場のレンタルサーバー

1章~8章の題名を見てなんじゃこりゃ?と思うかもしれませんが私の感覚値ですが読む前に題名でストーリーがこんな感じで進むのだなと分かることと一度読んで再度見るときに題名見ただけで絵がフラッシュバックして内容覚えており、定着率がかなり良いです。

(多分ですが他の本で久々に見たときに内容がフラッシュバックするというのは少ないと思います。)

当然そのことも考えられての題名なので非常に考えられているなと感心します。

今回は、基礎の基礎、導入の1、2章を簡単に説明したいと思います。

SEOの潮流を押さえる

Webマーケティングを学ぶにはSEOの流れを知らなくてはいけません

SEOとは、検索エンジンで検索された際に、目的のページ(自分のページ)を上位表示させる施策のことを言います。

googleは、検索結果を表示させるためにgoogle botと呼ばれる「クローラー」にwebサイトをクローリングさせていきます。

ですのでgoogleのクローラーに目的のページをindexしてもらいgoogleのデータベースに取り込んでもらわないと検索結果に表示されないのです。

googleにindexされる

ではgoogleにindexされるには、どうすればいいのでしょうか?

一般的なサイトは、サイト内のページや外部のページのリンクが設置されており、クローラーはそれらのリンクを辿ってページをクローリングしてデータベースにindexします。

クローラーのクローリングを促進するには、サーチコンソールの中にあるURL検査でクロールをリクエストするやり方やサイトマップを作り送信するやり方があります。
(googleのサーチコンソールは、googleのアカウントを持っている人なら無料で登録でき使用できます)

googleのガイドラインを順守したサイト作り

SEOの対策としては、googleのガイドラインから外れたサイトだと評価されない、ペナルティを受けて順位を下げられることもあるのでgoogleのガイドラインに順守したサイト作りが必要です。

googleがガイドラインを発表しているのでサイトを見ることもできますが主に次の4つのガイドラインがあります。googleのガイドライン

googleのガイドライン
  • ウェブマスター向けガイドライン
  • 一般的なガイドライン
  • コンテンツ固有のガイドライン
  • 品質に関するガイドライン

その中でもウェブガイドラインが基本方針として中核を出しているので特にこれだけは覚えておいて損はないです。非常に重要です。是非覚えておきましょう。

ウェブマスターガイドライン

ウェブマスターガイドライン
  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作る。
  • ユーザーをだますようなことはしない。
  • 検索エンジンでの掲載位置をあげるために不正行為をしない。
  • どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図る。

また、やってはいけない例もgoogleのガイドラインのページに書いてあります。
13例載っていますが一度チェックすることをお勧めします。

webデザインの本質とは

webデザインの本質はなんでしょうか?

書籍に載っている主人公は、オーダー家具屋さんです。

どんなにかっこいいwebサイトでもお客様の知りたい情報が載っていないとデザイナーの自己満足になってしまいます。

お客様が知りたいのは、疑問を解決する情報です。

例えばオーダー家具屋で知りたいことと言えば

  • どんなデザインの家具を作ってきたのか?
  • どれぐらいの実績があるのか?
  • 費用はどのくらいか?
  • 納期はどれくらいか?
  • 見積、プラン作成の流れはどうなっているのか?

など、他にもあると思います。

お客様の知りたい情報は何かをしっかり把握して理解して反映させるのが重要です。

コンテンツファーストで考える

コンテンツファーストで考えるとき先ず重要なのが誰がどのような状況で見ているかが重要になってきます

例えばPCで見ているか、スマートフォンで見ているか、見ている年齢層は、若いのか、年配者なのか。

それによってデザインも変わってきます。

スマートフォンで見る人が多いのならスマートフォンに対応したデザインにしなくてはいけないですし、年配者が見ているならオシャレなデザインより字が大きく安心を与えるデザインの方が良い可能性があります。

特に昨今はwebページもスマートフォンからのアクセスが多いのでこれは無視できない状況になっています。

重要なのは、お客様はデザインを見に来ているのではなくコンテンツを見に来ていること忘れてはいけません。

コンテンツを見やすくする為にデザインしてく

コンテンツは文章と画像のメリットを相互に組み合わせる

  • コンテンツは基本、まずは文章で考えて論理構造がしっかりした文章を考える。
  • 写真やイラストの素材を併用し、相手に直感的に働きかける。

イメージ図などは文章を書くより写真やイラストの方が直感的に分かりますし、お店の歴史や職人の思いなどのストーリーなどは文章の方が相手に刺さります。

どちらのメリットも生かしながらコンテンツを作ると請求力のあるコンテンツになります。

webサイトの特徴を考える

webサイトのデザインを考える際にはwebサイトの特徴を考えてデザインするのお勧めです。

書籍に中では次の4つが上げられています。

  1. ユーザーの環境によって見え方が異なる場合がある。
  2. 紙媒体などと違い、公開後も何度もブラッシュアップができる。
  3. 外部のプログラムなどで機能を拡張できる。
  4. 印刷することができる。

特に2の公開後ブラッシュアップできるのは紙媒体と全く違い大きな特徴になると思います。

A、Bテストして良い方に改善できるという特徴は、今までにない発想でどんどん質を高めることもできます。

このようなことを気にしてwebサイトのデザインを考えておくと余計な仕事をしなくて効率よく改善できるサイトになるのでしょう。

まとめ

私なりに1章、2章を非常に簡単にまとめましたが、なるほどな、ここまで基礎を丁寧に学んでこなかったという方もいるんじゃないでしょうか?

かなり箸折っていますので1章、2章もまだまだ学ぶべきところもあります。

ましてや3章~8章までしっかり学べばwebマーケティングの力はかなり着くと思いますし、学んでいない人とは大きく差がつくでしょう。

この機会に是非読んでみて下さい。

最後にこのような方にお勧め。

こちらの本お勧めな方
  • マーケティングについて学びたい人
  • webマーケティング、SEOに詳しく学びたい人
  • ネット関係または販売員
  • 仕事で人と差を付けたい人
  • SNSにも興味がある人
沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション

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松尾 茂起
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また、続編で沈黙のWebライティングという本も出ています。

googleの重要性など若干似たようなところはありますがライティングに特化している書籍です。合わせて読んでみると更に実力が着くと思います。

以前にこちらも感想書いています。

ABOUTこの記事をかいた人

現在書店員。ジャンルは、ほぼどのジャンルも経験ありますがビジネス書の担当することが多いです。 本は人生を変え、世界を変えると思っています。 単純に知ることが本当に楽しいです。