生き物の絶滅の本って思ったよりないなと印象。
あるとしても絶滅危惧種の図鑑とかが多い。
今回の本は児童書でものすごく分かり易く書いてあって子供たちは絶対好きそうだなと思える本になります。
児童書はどんなに良いことを書いてあっても読まれなければ意味がありません。
そういう意味では素晴らしい作りなっています。子供たちにお勧めの1冊です。
絶滅に関して
自分は昔から生物などの絶滅は何で起きるのだろう?と思っていました。
男の子ならまず動物の絶滅に関しては興味を持ったことがあると思います。
特に恐竜の絶滅には興味を持っていて絶滅と言ったら恐竜、恐竜と言ったら絶滅という印象です。
本書は70種類の絶滅に関する生き物の基本データ、解説(絶滅した理由)、生息地などが書いてあって大人でも楽しめるようになっています。
大変勉強になります。
そもそもと絶滅とは?
そもそも絶滅とは何でしょうか?
絶滅とは
一つの種、あるいはグループが地球上から永遠に姿を消すことということになります。
地球に初めて生命が生まれてたのが40億年前。
小さな細胞がその始まりでこれがすべての命の始まりでした。
それがさまざまな理由から滅びていったのです。
絶滅の理由
絶滅の理由は基本は二つ
絶滅の理由
- 地球のせい
- 他の生き物のせい
になります。
地球のせいとは、火山が爆発する、隕石が落ちてくる、もの凄く熱くなったり逆に寒くなったりと生物が生き残るには過酷すぎる環境の変化によって絶滅がおこる現象です。
他の生き物のせいとは、先ずはライバルの出現です。
自分より環境に適したライバルが現れると獲物や住処を奪われ絶滅が起こります。
また、人間によって絶滅させられるというのもあります。
人間ほど他の生物を絶滅させた生物はいません。本書を読むと分かるのですが、これも、あれも、こっちも人間が絶滅させたのかと思えるほどです。
ただ、最も絶滅の理由で多いのがダントツで地球のせい、環境の変化がもっとも多いです。
人間は、どこから数えるかで違いますが現生人類(ホモサピエンス)なら20万年前からしか生きていないのです。
絶滅は悪いこと?
絶滅が悪いことかといったらそうとは言い切れません。
地球には資源があり、その資源は有限なのです。生物が無限に増え続けることはできないのです。
またある種が絶滅したことにより新しい環境に適した、進化した生物が生まれるのです。
絶滅と進化は背中合わせなのです。
まとめ
本書に書いてある生物の絶滅の理由からいろいろ学ぶことがありました。纏めます。
まとめ
- 進化を遂げないものは絶滅する。
- 現在の環境が良くても環境が変わって絶滅することがかなりある。(現在の環境が良いとかなり油断するので絶滅の確率が高まる)
- より知恵がある方が強い。
- そもそも生き残っていくのは相当難しい。
まとめて見ると分かるのですがこれ仕事でも一緒のような気がします。
子供達も勉強になりますが大人たちも相当勉強になる本です。